投資哲学

投資メリット

大量の情報と統計データに指先ひとつでア クセスできる今日の世界において、すべて の投資家の課題は情報から洞察を得ること です。PCM は単なるデータポイントを超え て、データが適切な計画対象期間に取得さ れたときに形成される傾向を把握したいと 考えています。さまざまな国のさまざまな 企業に対する弊社の投資経験は、実用的な 投資洞察につながる新しいトレンドを把握 する際に優位に働きます。

なぜ、標的企業および投資先企業の上級管 理職との会合が弊社の投資プロセスに最も 重要なのでしょうか。業務環境が極めて迅 速に変化しうるアジアは、競争の激しい厳 しい地域です。それゆえ、弊社が企業と面 談する際は、彼らが計画を実行できるかど うかを知りたいのです。その企業が、発生 した問題に適応し、解決するのに十分なほ どダイナミックかどうか。避けられない不 況を乗り切れる状況にあるかどうか。成長 に投資するために何を行い、ビジネスモデ ルのどこに問題があるのかを判断したいの です。

弊社はその企業だけでなく、それと同等に 重要な業界の他社との対話を通して、直面 している共通の機会と課題に関する洞察を 得て、弊社の投資仮説を形成することがで きます。弊社は年に 250 社の企業と各営業 日毎に約 1 回のペースで会議を行っていま す。この勤勉なアプローチは弊社の DNA に 刻まれています。弊社の投資哲学にもある とおり、

「弊社は投資を額面通りに捉えることはあ りません。弊社は企業経営者と直接面談し ます」

投資哲学 #8

成長のための投資

アジアは間違いなく成長地域であり、今後

数十年にわたって動的に進化し、自己改革

し続けるでしょう。この地域が発展するに つれて、ますます力を蓄え、徐々にニッチ の原動力となる企業が出てくると弊社は考 えます。弊社はこの信念を胸に、弊社の投 資家に長期的な成長をもたらす企業を識別 し、投資する方法を策定します。

スーパータンカー (Super tankers) - (一般的 な市況において) 安定かつ一貫性のある利 益をもたらす企業。弊社は彼らを幼馴染の ように信頼し、特に所得のドローダウンポ ートフォリオのバックボーンを形成するこ とを期待しています。弊社は、予測可能な 製品のリーダーシップ、長い収益実績、お よび業界における妥当なポジションを求め てそのような投資を検討しています。

モメンタムアーナー (Momentum earners: 勢 いのある稼ぎ手) – ユニークな商品やサービ スを生産し、特定の市況において需要の跳 ね上がりから利益を得る企業。その企業の 成長の可能性が株価に完全に織り込まれて いないと弊社が判断した場合は、そのよう な知られていない一時的な機会を活用しよ うと試みます。

津波企業 (Tidal wave companies) - 長期的傾 向は長い時間をかけて現れるが、一旦現れ るとまるで津波のようにほとんど止められ ない力。弊社は、新しいトレンドとその「 トレンドを作り出している」企業を発見し 、彼らと共に著しい成長の波に乗るために 全力を尽くします。

リスクと報酬のバランス

投資家としての弊社の包括的な目標は常に 、時間をかけて資本を育てることである、 端的に言えば、明確かつ持続可能なビジネ スモデル、健全な収支および高収益実績を 持つ企業を好みます。弊社が大切にしてい るもう一つの運用方針は、投資の潜在的報 酬が投資リスクを実質的に上回るときのみ 投資するということです。弊社はとりわけ 一時的な問題に直面している構造的に成長 する企業を見つけたときに成長します。結 局のところ、ニュースはニュースであり、 悪材料は常に売れます。過度の悲観的な見 通しは株価を押し下げ、弊社が長期成長株 を一時的に低迷した株価で手に入れること を可能にします。

その一方で、その企業の見通しに関する楽 観な見方が弊社の合理的な予測を超えてい る場合は、その強い高揚感が不意に立ち消 えになった「パーティー」に取り残された 最後の一人にならないように、その株を高 揚感の只中で売ることにしています。

この逆張り手法は、「多くの場合、悪材料は投資の正当な根拠 となる」という弊社のもう一つの投資哲学 の基礎となっています

投資哲学 #3

PCM の投資哲学は、この地域への過去 20 年間の投資で繰り返してきた投資プロセス の中で培われたものです。世界が変化のス ピードを速める中で、弊社にとって最も大 切な投資家に成果をもたらすことが証明さ れている弊社の哲学を堅持することを弊社 は目指しています。